Step1:印版に焼き付ける
鏡像状態のフィルムを、表面に感光剤と塗布されたアルミニウム製の印版(PS版)に写真の原理で焼き付け、現像します。焼き付けられた画像は、生像(文字が正しく読める状態)になります。現像された印版の非画像部分は親水性となり、この部分にはインキが付着しません。
Step2:水をつける
画像を焼き付けた印版は、版胴にセットされます。印刷を始めると、版胴ははじめに水ローラと接触します。トレーからいくつかのローラーを経て、浸し水が版胴まで運ばれます。最後の水ローラが印版の非画像部を水で浸します。
Step3:インキをのせる
続いて、インキローラーが油性のインキを印版に付着させます。インキのトレーから、いくつかのローラーを経て、インキが版胴まで運ばれます。最後のインキローラーは印版にインキを薄く均一に付着させます。非画像部分には水が付着しているのでインキをはじき、画像部分にのみインキが付着します。
Step4:オフセッティング
印版に付着したインキは直接紙に印刷されずに、いったんゴムのブランケット胴に転写(オフセット)されます。転写された画像は、鏡像になります。
Step5:印刷
最後に印刷用紙が、ブランケット胴と圧胴の間を通り、インキが用紙に転写されます。印刷された画像は生像になります。ブランケット胴には弾力性があるので、紙の表面に多少起状があっても、画像はかすれずに印刷されます。